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ピロリ菌について知ろう!

ピロリ菌は、胃や腸に大きな影響を与える菌ですが、しっかりと検査を行えば早期発見・早期治療が行えます。こちらでは、ピロリ菌の特徴や感染の検査方法などを詳しく解説します。少しでも不安がある方は、内科に相談してみましょう。

ピロリ菌について

ピロリ菌は衛生状態が良くなかった年代に感染している人が多く、現代においては、感染をしている人は少なくなっているとされています。このピロリ菌は胃や腸の病気に大きく関与しています。

ピロリ菌が長時間にわたって感染していると、胃の粘膜がうすくやせてしまい、胃がんを引き起こしやすくなるのです。そのため、ピロリ菌にどのように対処していくのかが治療の鍵を握っています。また、ピロリ菌は親から子供に感染する可能性が高いとされています。ピロリ菌を除去することは、胃がんを予防できるだけではなく、子供への感染を防止することにもつながります。

ピロリ菌の検査方法

ピロリ菌に感染しているかどうかは、検査を受けないことにはわかりません。ただし、胃腸に関して不安がある場合には、一度内科や胃腸科で検査を受けてみると良いでしょう。検査方法に関しては、以下のようなものがあります。

尿素呼気試験

尿素を含んだ検査薬を飲む前、飲んだ後に容器に息を吹き込み呼気を調べる検査です。ピロリ菌が生成するウレアーゼが胃内の尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解することを利用し、呼気中に含まれる二酸化炭素の増加を測定します。

内視鏡検査

内視鏡で胃粘膜の状況を確認します。発赤、白色粘液の付着、ひだの肥厚があると、ピロリ菌に感染している可能性があります。

病理組織学的検査

内視鏡を通して胃から取ってきた粘膜の一部をHE染色あるいはギムザ染色で染色し、顕微鏡で観察する検査方法です。直接観察することで、ピロリ菌の感染を確認できます。

培養法

内視鏡を通して胃から取ってきた粘膜の一部から、菌を分解培養することで、ピロリ菌の有無を確認する方法です。

ピロリ菌感染を予防したい方は、交野市の隣・枚方市にある長尾台診療所へご相談ください。JR学研都市線「長尾駅」のすぐ近くにありますので、交野市・寝屋川市・八幡市・大東市など幅広いエリアの方にご利用頂けます。

長尾台診療所は、ピロリ菌をはじめ、感染症やアレルギー、インフルエンザ、頭痛など幅広い診療を行う内科です。患者様をなるべく待たせることがないよう、迅速な診療を心掛けていますので、待ち時間にストレスを感じることもありません。また、平日は忙しい方にあわせて、夜間診療や土日・休日診療も行っています。初診予約は必要ありませんが、内視鏡検査は月曜~水曜日、金・土曜日の午前中に対応しています。健康診断や各検査をご希望の方は、交野市から近い長尾台診療所までお越しください。

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