健康診断・がん検診

日本人の2人に1人はがんになると言われており、4人に1人はがんで死亡します。また、3人のうち2人は、がんを含めた病気で亡くなっています。みなさんは健康診断やがん検診などを受けていますか?特にがん検診では自覚症状のない早期のがんを発見することができ、早い段階で見つかれば、からだや治療費の負担軽減にもつながります。枚方市民の方は市からの助成金があり、非常に安価で受診できますので、ぜひ当院にお越しください。

  診療時間 日・祝
各種健診・
がん検診
8:30〜12:00
17:30〜20:00
胃がん検診
(内視鏡)
8:30〜12:00 × ×
  • ※ 日曜日、祝日は身長、体重測定などの通常健康診断は受付できません。

当院で受診できる健診・がん検診

項目 対象(受診時点の年齢) 内容 検診料
肺がん検診 40歳以上(65歳以上は結核健診含) 問診、胸部X線検査 300円
大腸がん検診 40歳以上 問診、免疫学的便潜血反応検査(検便) 300円
4月1日時点で40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳で、枚方市より郵送の無料クーポンを持っている人 無料
胃がん検診(内視鏡) 50歳以上(2年度に1回) 問診、胃内視鏡(カメラ)検査
《鎮静薬・鎮痛薬は使用できません》
2,000円
前立腺がん検診 50歳以上の男性 問診、血液検査(腫瘍マーカー検査) 500円
肝炎ウイルス検診 20歳〜39歳で検診を受けたことがない人 問診、C型肝炎抗体検査、B型肝炎抗原検査 無料
40歳以上で検診を受けたことがない人 1,000円
4月1日時点で40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳で、枚方市より郵送の無料クーポンを持っている人 無料
ピロリ菌検査 35〜60歳でピロリ菌検査を受けたことがない人 問診、血液検査(ピロリ菌抗体検査) 500円
風しん抗体検査 ①19歳以上の市民で、妊娠を希望する女性とその配偶者、または妊婦の配偶者
②昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
問診、血液検査(風しん抗体検査) 無料
住民健康診査 ①15歳から39歳以下で健診を受ける機会のない人
(学生・正社員の人は原則対象外)
問診、血液検査、尿検査、診察、身体計測、血圧測定、心電図(40歳以上および医師が必要と認めた人) 無料
②40歳以上で医療保険に未加入の人
(生活保護受給中の人など)
特定健康診査 枚方市国民健康保険の加入者のうち、4月1日現在で、40歳以上74歳以下(6月~3月生まれ)の人
一般健康診断 ①基本健診(問診、診察、血圧測定、身長、体重、腹囲、BMI、視力、聴力、色覚)
②胸部レントゲン
③心電図
④血液検査
①3,000円
②1,500円
③1,300円
④4,300円〜4,800円
麻薬、あへん、大麻、覚せい剤等の中毒者ではない事の診断 医師・歯科医師・歯科衛生士・看護師・薬剤師・柔道整復師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・救急救命士・獣医師・調理師・製菓衛生士・理容師・美容師等の免許申請時やその他、医療・警備・人材派遣・芸能等業界の方 尿検査(違法薬物等) 診察・診断書料含めて10,000円

【申込】胃がん検診(内視鏡)以外、予約不要です。直接ご来院ください。胃がん検診(内視鏡)は予約をされるか、当日朝絶食をし、空腹にて来院頂けましたら可能ですが、予約の内視鏡優先となりますので、かなりお待たせする可能性があります。
【受診回数】対象年度(4月1日〜翌3月31日)に1回(肝炎ウイルス検診・ピロリ菌検査は生涯で1回)。
【持ち物】住民である証明ができるもの(健康保険証等)。
※生活保護受給者、市民税非課税世帯、中国残留邦人等支援給付者に該当する人は、検診料の免除制度があります。詳しくは保健センター(母子保健担当)にご相談ください。

胃がん検診について

50歳以上で、4月1日時点の年齢が偶数年齢の人は、胃部X線(バリウム)検査または胃内視鏡(カメラ)検査のどちらかを選択できますが、当院では内視鏡検査のみ行っております。

※胃部X線(バリウム)検査と胃内視鏡(カメラ)検査の両方を同一年度に受診することはできません。

風しん抗体検査と予防接種
(定期接種と任意接種)

★昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、2022年3月31日までの期間に風しん抗体検査と予防接種を公費(1回限り無料)で受けられます。(追加的対策:風しん第5期)
◎助成制度を利用できるのは1回のみです。

種目 対象者 注意事項 料金 受け方
抗体検査 妊娠を希望する女性等 19歳以上の市民で
①妊娠を希望する女性
②妊娠を希望する女性の配偶者(同住所)
③妊婦の配偶者(同住所)
過去に風しん抗体検査を受け十分な抗体があることが判明し、風しん等の予防接種を行う必要のない人、追加的対策で抗体検査を受けた人を除く 無料

【申込】
当院に直接ご来院ください。予約不要です。

【持ち物】
健康保険証、(あれば)抗体検査結果等。

追加的対策 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
【令和元年度から3年間実施】
平成26年4月以降に受けた抗体検査が陽性であり、結果を保持している人を除く 無料
予防接種 妊娠を希望する女性等 抗体を持たない19歳以上の下記の人(抗体検査結果があれば持参)
①妊娠を希望する女性
②妊娠を希望する女性の配偶者(同住所)
③妊婦の配偶者(同住所)
風しん単抗原又は麻しん風しん混合ワクチン(MR)を接種。接種が必要な抗体価の基準値については当院でご確認ください
◎任意接種
風しん単抗原ワクチン
:1,000円

麻しん風しん
混合ワクチン(MR)
:3,000円
追加的対策 抗体検査の結果、抗体価を十分に獲得できていない昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
【令和元年度から3年間実施】
麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種。接種が必要な抗体価の基準値については当院でご確認ください
●定期予防接種(風しん第5期)
無料

乳児一般健康診査

対象
1歳未満児

枚方市で母子健康手帳を受け取られた人は、母子健康手帳別冊に受診票がついていますので、ご利用ください
(受診した時点で枚方市民の人が対象です)。
転入の人で受診票をお持ちでない人は、保健センターまでご連絡ください。

乳児後期健康診査

対象
満9か月から1歳未満児

枚方市が発行する受診票が必要です。
4か月児健康診査の受診票に同封されています。
転入の人で受診票をお持ちでない人は、保健センターまでご連絡ください。

あなたは癌を他人事だと思っていませんか?

① 「先生、またまた脅かさないでくださいよ!私、癌なんて持ってないです!」

日本人は一体どれくらいの確率で癌となり、癌で死亡するのでしょうか。これについては国立がんセンターが詳細なデータを出していますが、生涯で2人に1人が癌にかかり、4人に1人が癌で死亡するのです。つまり、4人家族のご家庭なら、そのうちの2人は癌となり、そのどちらか1人は治療の甲斐なく癌で亡くなるのです。言い直してみましょう。あなたは50%の確率で癌となり、もし癌になれば50%の確率で早期発見できずに癌で死亡するのです。おいおい、待ってくれ、本当かよ?というのが素直な印象でしょう。でも、実際、ご自分の周りの状況を考えてみて下さい。癌にかかった方や、癌で亡くなった方がたくさんおられるはずです。
このデータはショッキングなものですが、誇張でも何でもなく、事実です。以前とは異なり、癌はごく身近な、ありふれた病気となってしまいました。数年後にはあなたやあなたのご家族が癌患者となるかも知れません。そして発見が遅れれば手遅れとなります。他人事ではありません。私やあなた、そしてその家族の中で半分の方が癌になるのです。我々は癌を避けては通れません。癌と向き合っていくその覚悟が我々には必要なのです。

② 「私に限って癌なんてあるわけないですよ!症状も何もありません!」

癌を早期発見できない方の特徴はただ1つ、ずばり「癌を他人事だと考えている方」これにつきます。この様な方は、「私に限って癌になる訳がないだろう、今こんなに健康だし」とご自分の健康に根拠のない自信を持っておられるようです。しかし、国立がんセンターの統計にもあるように2人に1人が癌にかかるのは紛れもない事実です。どうしても症状が我慢できなくなってから来院され、検査をしてみて「嗚呼…」となることもしばしばです。癌は症状が出てくるころには、手も付けられないくらい進行しています。
癌を根治させようと思うなら、症状のない間に検査を受けるよりほかありません。症状が出てきてからでは遅いのです。検査と言っても日本の市民健診は、正直に申し上げますと医師の目から見てあまりあてには出来ません。進行癌は見つけられますが、早期癌は発見できません。進行癌でさえ見落とされることもしばしばで、あまり精度の高いものではありません。毎年健診を受けていたにもかかわらず癌が早期発見できずに亡くなった、というお話を聞かれたことがある方もいらっしゃるでしょう。
市民健診を受けられるくらいでしたら、きちっとした精査をお勧めします。市民健診を受けて異常なく、「私は大丈夫」と安心してしまう方がかえって危険です。「この方は健診をやって良かった」と思える症例はごくわずかです。たまたま検査をして見つかった癌がほとんどなのです。

③ 「えっ…私って本当に癌なんですか?」

私はこれまでたくさんの癌患者様を診察させて頂き、または治療の甲斐なく看取らせて頂きました。癌宣告はまるで何も身構えていないところにきたパンチの様に、突然あなたに襲いかかります。
そして進行癌との闘病生活はご本人のみならずご家族にとっても悲惨なものです。頻回に及ぶ入退院の繰り返し、次第にやせ細っていく自分の体、抗癌剤の副作用による吐き気・食思不振、癌による痛み、仕事は続けられず退職を余儀なくされ無収入等、進行癌になると全てが悪循環していきます。お金が払えないからと、治療を泣く泣く拒否される方も中にはおられます。
描いていたこれからの人生設計がまったくの無駄となります。あなたにはこのような経験をして頂きたくない、我々は切にそう願っています。早期癌だとこのようなことはありません。治癒可能なのです。これからの楽しい第二の人生があなたを待っています。

④ 「癌って誰もがかかるんですか?」

全ての人が万遍なく癌にかかる訳ではありません。若年者よりも高齢者の方が圧倒的に癌にかかりやすく、40歳を超えると、指数関数的に癌死亡率は急上昇してきます。これは、癌とは細胞の遺伝子異常で起こるのですが、長生きするとそれだけ細胞の遺伝子異常が起こりやすくなるためです。日本は今後超高齢化社会となり、癌罹患率は更に上昇を続けると予想されます。

⑤ 「どこの癌に気をつければいいんですか?」

癌は部位によってたくさんの種類がありますが、かかりやすい癌TOP3は胃癌・大腸癌・肺癌です。そして、この3つの癌で約半数を占めています。この3つの癌を予防、早期発見するには胃カメラ・大腸カメラ・胸部レントゲン(一部肺癌では胸部CT)が必要です。これらを定期的に行うことにより、癌の早期発見・予防につながるのです。なるべく早い段階で、これらの検査を受けましょう。症状が出てからでは手遅れです。検査を受けなかったことを後悔してもしきれません。検査を受けなかったことを後悔する様になってからでは遅いのです。

⑥ 「癌って予防できるんですか?」

胃癌・大腸癌・肺癌の中で、予防できる癌は胃癌と肺癌です。それぞれの原因はある程度はっきりしていて、胃癌はピロリ菌による慢性胃炎、肺癌はタバコ(自分では喫煙しないがご家族がタバコを吸っている等の間接喫煙を含む)です。タバコはご自分の意志でやめるしか方法がありません(禁煙薬を内服するという手もあります)。ピロリ菌は胃カメラをすれば、菌がいるかどうかすぐに分かり、もしいれば除菌薬を内服して胃癌を予防することが可能です。

お問い合わせ