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胃カメラ検査はこんな症状がある人にとって必要

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、健康な時に受けておいて異常がないかどうか確認するのが適切な受け方と言えるでしょう。ただ、なかなかそのような受け方をするのは難しく、強い症状が出てから検査を受ける方が多いように感じます。

このような苦しい思いをしないように、違和感を覚えた時は受検をご検討ください。

どんな時に検査を受ければいいの?

消化器内科で上部消化管内視鏡検査を受けたほうがよい症状というのは、胃もたれが長期的に続いていたり、食欲が出なかったり、あるいは体力がとても落ちているなど。日常生活の食生活に関係する部分で、違和感を覚えている方です。胸焼けが常に起こっている方も注意が必要となります。

ただし、これだけで検査を絶対に受けたほうがよいというわけではありません。まずは内科医への相談をおすすめします。医師に症状を伝えることで、上部消化管内視鏡検査が必要であるか、他に適切な検査がないか判断できます。

胃に症状が出ていなくてもこんな時は検査を!

胃カメラと聞くと、胃に特化した検査方法という認識を持ちがちですが、胃だけではなく食道や十二指腸などの検査にも用います。そのため、胃に症状がなくても検査を受けたほうがよい場合があります。

例えば、体重の変動が大きい、便の様子がおかしいという場合は少し注意が必要です。胃潰瘍による胃の出血が起きている場合は、貧血が起きたり便の色が黒くてねっとりしていたり、悪臭を放つ便が出たりします。

また、食道がんのリスクが隠れている場合もあり、念のため検査をおすすめします(過度なダイエットによる心因性の体重変動、または別の問題である可能性もあります)。

定期的な検査で自分の体を知る

上部消化管内視鏡検査だけに限らず、内科で精密検査を受けるというのは、とても勇気がいるものだと思います。しかし、検査を受けてこなかった過去を悔やんでいる人がいるのも事実です。

「こういう場合はどうしたらいいのだろう…」と不安を抱えているようでしたら、内科医のアドバイスを受けるだけでも、精神的負担を軽減できるかもしれません。異常が発覚するのは恐いものですが、検査を通じて自分の体と向き合うことも大切です。自分の体に何が起こっているのかを知って、健康維持の第一歩を踏み出しませんか。

もし、交野市のクリニックや医院で健康診断の予定がありましたら、できれば胃の検査も受けることをおすすめします。

上部消化管内視鏡検査を受けたほうがよい症状というのは、あくまでも判断基準の一つです。できれば症状が出る前に、定期的な検査をおすすめいたします。交野市で休日診療を行っている消化器内科をお探しの方、枚方市長尾台にある長尾台診療所は、年始以外は診療を行っています。駐車場は30台分用意していますので、交野市や門真市、寝屋川市からもアクセスしやすくなっています。

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