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インフルエンザが流行する時期・環境を知ろう!~枚方市の内科が解説~

インフルエンザの脅威はどこにでも潜んでいます。しかし、インフルエンザのことを把握していれば、予防や対策につなげていくことができます。今回は、インフルエンザが蔓延しやすい環境、時期についてご説明します。

インフルエンザが蔓延しやすい環境とは?

インフルエンザは、乾燥した狭い空間であると非常に感染リスクが高くなります。狭い環境は、粒子が比較的長く浮遊することが多く、乾燥した状態であるとインフルエンザは長く感染力を保ち続けます。

また、空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなるのです。そのため、乾燥した狭い空間では、換気を徹底し、加湿器などを使って適切な湿度を保つことが大切です。

換気がされていたとしても、多くの人が集まりやすい場所は感染リスクが高いです。インフルエンザが流行している時期には、満員電車やショッピングモールなど、不特定多数の人がいる場所には近づかないようにしましょう。どうしても足を運ぶ場合には、マスクの着用をおすすめします。

インフルエンザの流行時期

季節性インフルエンザは流行性があり、流行が始まると多くの人に感染が広がります。日本では、11~12月からその猛威を振るい始めます。

ピークは1~3月ですので、この時期には注意が必要と言えるでしょう。ピークを過ぎることで脅威は去っていくことが多いですが、場合によっては流行の時期が春先まで延びることもあるため、あまり油断をすることはできません。特に重症化しやすい小さい子供や高齢者の場合は、この時期に備えて手洗い・うがいなど基本的なインフルエンザ対策を行いましょう。

インフルエンザはどこからうつる?~感染経路について~

インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染があります。飛沫感染は、感染者が咳やくしゃみをすることで飛んだ飛沫に含まれるウィルスを、別の人が口や鼻から吸い込むことで、感染することです。飛沫感染は感染者からおよそ1~2Mの距離であれば、感染してしまいますので、インフルエンザ流行時には、マスクを着用しましょう。

また、感染した人が咳を手で押さえた後、鼻水を手でぬぐった後にドアノブやスイッチに触れると、ウイルスを含んだ飛沫が付着します。その後、別の人がそれらに触り、感染してしまうことを接触感染といいます。インフルエンザウイルスは、手洗いにより物理的に除去することができます。感染予防のためにも、外出先から自宅に帰ってきた際には、手洗い・うがいを忘れず行いましょう。

インフルエンザの症状が現れた場合には、早めに内科を受診しましょう。枚方市で内科の利用をご希望でしたら、長尾台診療所へお越しください。長尾台診療所は、「待ち時間の少ない診療」をモットーに、地域の皆様に愛される診療所を目指しています。年末年始以外は年中無休で、休日診療・夜間診療も行っていますので、子供の急な体調変化や応急処置が必要な時にもご利用頂けます。

インフルエンザや風邪の診療の他に、健康診断も行っています。普段とは違う体調の変化を感じる場合は、すぐに枚方市にある長尾台診療所へご相談ください。枚方市周辺にお住まいの患者様だけではなく、八幡市や宇治市からのご来院にも対応します。

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