長尾台診療所Web相談室

子供の脱水症状を見分けるポイント

お子さんの不調に早めに気づいてあげるためにも、どのような病気になりやすいのかを把握しておくことが大切です。
そこでこちらでは、子供がなりやすい脱水症の見分け方についてご説明します。

子供は脱水症になりやすい

子供は成人よりも体内に占める水分の割合が多く、70~80%程の水分量を体液として維持しています。そんな子供の身体は、未発達なところも多くあり体内の水分バランスが崩れやすい状態です。そのため、脱水症を引き起こしやすくなっています。幼い子供は、喉が渇いていても自らの意思で水分や電解質を補給することが難しいので、ご両親の発見が遅れてしまうとすぐに脱水症になってしまいます。また、体温を調節するための機能も未発達ですので、夏場には大人よりも体温が上昇し、気づかぬうちに脱水していることも珍しくありません。

脱水症状のサイン

子供は、上手く身体の不調を伝えられません。ご両親や周りの方が、脱水のサインを見逃さず早めに対処してあげることが大切なのです。
以下のようなサインが見られたら、脱水症を起こしている可能性があります。

  • 機嫌が悪くて泣いているのに涙が出ていない
  • 唇や皮膚がカサカサしていて乾燥がみられる
  • 熱があるのに何故か汗をかかない
  • 便が硬く、コロコロとしている
  • おしっこが出ない、または極端に少ない
  • ぐったりとしていてあまり動かない
  • うつらうつらとしている
  • 食欲がない
  • 水分を飲ませるとすぐに吐いてしまう

このようなサインが見受けられたら、経口補水液などで水分補給を行うか病院へ行って診察してもらいましょう。

大阪府枚方市近郊にお住まいの方で、小児科をお探しでしたら当院へお越しください。当院は、平日はもちろん日曜日・土曜日・祝祭日(1/1~1/3の正月のみ休診)いつでも小児科の診察を行っております。子供の体調の変化は急激に進みますので、土日祝日でも診療している小児科を探しておくことは大切です。お子さんの笑顔が一日でも早く戻るよう、全力で尽くさせて頂きます。お子さんの不調が気になる際には、お気軽にご相談ください。

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