長尾台診療所Web相談室

【枚方市】ピロリ菌の基礎知識と治療前の胃カメラ検査

ピロリ菌に感染していると「胃炎や胃潰瘍・胃がんなどの原因になる」と聞いたことはありませんか?こちらでは、枚方市にある長尾台診療所がピロリ菌の基礎知識として、その正体と感染経路、治療前の胃カメラ検査についてお伝えいたします。

ピロリ菌に感染しているかもしれないと不安に思う方は、ピロリ菌治療ができる消化器内科で、胃カメラ(経口内視鏡・経鼻内視鏡)検査を受けましょう。

ピロリ菌の正体とは

ヘリコバクター・ピロリ(通称ピロリ菌)は、胃の粘膜に生息している大きさ約3マイクロメートルの細菌です。ヘリコとは、らせん状や旋回という意味で、べん毛という細長い糸のようなものを回転させながら活発に動き回ります。

なぜ胃の中で活動できるの?

ピロリ菌は胃酸を中和させるウレアーゼという酵素をだすため、通常、強い酸性である胃の中でも棲み続けることができます。このピロリ菌に感染していても、殆どの場合は自覚症状がありません。

しかし、胃の粘膜の表面や細胞の間に入り込んで炎症を起こすため、胃炎や胃潰瘍・胃がんなどの病気の原因になると言われています。また、胃・十二指腸潰瘍の患者の約90%にピロリ菌の感染が認められています。

ピロリ菌の胃カメラ(経口内視鏡・経鼻内視鏡)検査を受ける際の注意点

ピロリ菌の胃カメラ(経口内視鏡・経鼻内視鏡)検査の注意事項について、検査前日から検査後、その他の注意点まで順に説明します。

検査前日~当日の注意点

前日の夕食は軽めの夕食にして、21時以降の飲み物は水かお茶だけにしましょう。検査1時間前までは少量の水なら飲んでも差し支えありません。

検査当日は何も食べずに病院・クリニックまで来ること、常用薬は朝7時までに200ml以内の水で服用することが求められます。ただし、糖尿病薬を内服中、もしくはインスリンを使用中の方は、当日は使用せずに持参してください。

検査後の注意点

喉に麻酔をしているため、喉周辺にしびれ感や違和感が残ります。水や食事をとる場合は、検査終了後1時間以上あけることが必要です。また、胃の動きを止める注射をした場合、目がかすんだり口が渇いたり、胸がドキドキしたりすることがあります。

その他の注意点

血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、事前に主治医との相談が必要です。また、検査後、安定剤の影響で眠気・ふらつきなどがある場合は1~2時間程度安静にし、検査後は車、バイク、自転車の運転は控えてください。

枚方市にある長尾台診療所では、胃カメラ(経口内視鏡・経鼻内視鏡)検査を受けられる環境を整えています。枚方市でピロリ菌検査をご検討の方は、一度ご相談ください。

ピロリ菌の検査・治療を希望する方へ

枚方市にある長尾台診療所がピロリ菌の基礎知識として、その正体と感染経路、治療前の胃カメラ検査についてまとめてみました。

ピロリ菌に感染しているかもしれないと不安に思う方、ピロリ菌の検査・治療を希望する方は、枚方市の長尾台診療所にお問い合わせください。鎮静剤を用いて、患者様が完全に眠った状態で検査を行う経口内視鏡・経鼻内視鏡検査に対応しています。

一覧に戻る

お問い合わせ