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肝臓は沈黙の臓器?肝臓病について知ろう

肝臓病になっても、目立った自覚症状があらわれることがないため、肝臓は沈黙の臓器とも言われています。気づいた時には、病状がかなり進行していたというケースもありますので、手遅れにならないためにも内科を受診して身体の状態を把握することが重要です。

生活習慣と関わりの深い肝臓病「脂肪肝」

肝臓病と一口に言っても、様々な種類に分類されます。その中でも、普段の生活習慣と結びつきが深いと考えられているのが脂肪肝です。

摂り過ぎてしまったカロリーが、中性脂肪として肝臓に溜まっていくと脂肪肝となり、アルコールが原因となる「アルコール性脂肪肝」、運動不足や暴飲暴食などによる「非アルコール性脂肪肝」の2つに大きく分けられます。

脂肪肝が、進行していくと肝硬変・肝臓がんなどにも繋がる恐れがありますので、注意が必要です。

脂肪肝にならないための生活習慣

糖質を取り過ぎない食事

麺類・白米・パンなどには、糖質が多く含まれていますので、食べ過ぎには注意しましょう。野菜やキノコ類・肉類・炭水化物の流れで食べていくと、血糖値の急激な上昇を抑えることができますので、肝臓の健康が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

休肝日をつくる

アルコールの分解には、時間がかかるため肝臓にとっては大きな負担になります。肝臓の負担を軽くするために、健康な方も休肝日をつくるようにしてください。

適度な運動

内科でメタボリックシンドロームと診断された方は、脂肪肝になる確率も高いと言われていますので、運動で太りにくい身体をつくって脂肪肝のリスクを減らしましょう。スポーツドリンクによっては、糖質が多く含まれている商品もありますので、水分補給でスポーツドリンクを選ばれる際は、ラベルの表示を確認するようにしましょう。

長尾台診療所では、お仕事で時間が取れないという方や緊急時にも対応するため、内科と小児科夜間診療休日診療を行っています。
また、胃カメラ大腸カメラといった最新設備も診察に取り入れ、枚方市や京田辺市など地域のみなさまの健康をサポートいたします。

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