長尾台診療所Web相談室

骨粗しょう症について

突然の骨折、実は原因の一つに骨粗しょう症が隠されていることがあります。身体の内部にある骨についてきちんと把握しておくことで、健康管理にも役立てることが可能です。

骨粗しょう症とは

骨内部の骨量が減りカスカスの状態であるために非常にもろくなってしまうというのが骨粗しょう症です。原因も人によって変わってくるのですが大きくは生活習慣にあります。また高齢者が骨折をすることによってそのまま寝たきりになってしまうケースも多いのですが、一度骨粗しょう症になってしまったら中々骨量を回復することが難しいという点からも予防を心掛けることが重要です。

原因としては主に二つに分けられるのですが、原発性骨粗しょう症と続発性骨粗しょう症があります。前者は、加齢や生活習慣などが原因に挙げられるのですが、予防するにしても自分自身の現状をきちんと把握することが必要です。

また、後者は、治療薬として服用している薬や病気そのものによって骨からカルシウムが溶け出し、骨の新陳代謝機能が衰えてしまうことが原因となります。エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの一つは、骨からカルシウムが溶け出さないための抑制作用があるのですが、閉経後にエストロゲンが減少してしまえば、急激に骨粗しょう症になってしまうケースも非常に多いので早めの対策が必要です。

骨粗しょう症を予防するなら

病院の内科でも相談出来る骨粗しょう症を予防するなら、生活習慣の見直しが第一です。生活習慣とは毎日の生活を改善するという点からも食事面の改善と運動などをプラスすることが重要です。また喫煙量や飲酒量が多い人や、極度のダイエットや日照不足が気になる方も改善が必要です。

食事面で言えば単に牛乳や小魚などのカルシウムを多く含む食材を選べばいいわけではなく、カルシウムの吸収率をアップさせられるうなぎの蒲焼などに多く含まれるビタミンDや野菜や海草やナッツ類に多く含まれるマグネシウムやお肉や豆類などに多く含まれるタンパク質も一緒に摂ることが重要です。運動面での改善をするにしても、定期的にでも継続することが予防には必要です。

大阪府枚方市にある当院は、そんな骨粗しょう症が気になる方向けの内科診療を行っています。交野市や京都府八幡市や京田辺市からの患者様も多いのですが、X線を使った骨密量の検査や胃カメラなどを完備している内科ですので、気になることがあればぜひ一度ご相談ください。

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