予防接種のご案内
当院では、地域のみなさまの健康を守るために、以下のような予防接種を行っています。大人になってからかかると重症化する病気ばかりですので、お子さんの時に予防接種をしておくことは大切です。予防接種のニーズはとても多いので、当院としても力を入れております。
予防接種を受けられる方は、御自宅で体温を測ってきてください。37.5度以下であれば予防接種を行えます。
診療所での予防接種については、院内感染などを心配されるお母さんもいらっしゃると思います。当院では予防接種の患者様については予約をとらずに、来院されたらすぐ接種を行い、迅速にお帰りいただくように心掛けていますので、ご安心して思い立ったときにすぐにお越しください(現在、予防接種は月曜~土曜に実施しておりますが、日曜祝日は予防接種を原則行っておりません。なるべく、月曜~土曜までにご来院ください。予約不要です(B型肝炎ワクチンのみ予約必要)。どうしても日曜祝日しか接種できない様であれば、おっしゃって頂ければ接種可能ですのでお申し付けください。また、2種混合ワクチンは金曜夜診、土曜にのみ接種可能です(予約不要))。
お子さんの場合は、話しかけたり、注意をそらしたりしながら、3秒くらいの間に注射を終わらせるようにしています。注射針も現在ある中で一番細いものを使っています。
当院では、予防接種を終えられたお子様は、次回の予防接種の接種時期についてもお母様にお伝えするようにしています。これにより、お忙しいお母様であっても、お子様の予防接種の接種し忘れを防ぐことが出来ます。予防接種の接種時期については非常にややこしく、時にはプロの我々でさえ、悩むこともございます。
もしご不明な点がございましたら、いつでも医師、スタッフにご相談ください。
BCGワクチン
結核の予防接種です。結核予防法に定められています。普通は2~3週間後にぽつぽつと腫れてきて、うみが出ることもありますが、数か月で自然に治ります。
三種混合(DPT)・二種混合ワクチン
ジフテリア、百日咳、破傷風の予防接種です。注射を打った部分が腫れるケースがあります。あまり腫れがひどくなれば、ご来院いただければ処置します(二種混合ワクチンは金曜夜診、土曜にのみ接種可能です(予約不要))。
ポリオワクチン
小児マヒ、急性灰白髄炎を防ぐ予防接種です。スポイトで口に入れる経口タイプの生ワクチンです(当院では取り扱っておりません。集団接種が行われていますので、保健センターにお問い合わせください)。
お知らせにもありますように現在、生ワクチンよりポリオを発症し、麻痺を来した小児がニュースで相次いで報道され、不活化ワクチンを求める声が高まってきております。確かにポリオ予防目的で接種したワクチンで、子供がポリオを発症し麻痺まで来してしまえば、ご家族の無念と言えば、筆舌に尽くしがたいものがあるかと思います。政府も不活化ワクチンを3種混合ワクチンと合わせて、4種混合として接種できるように2012年度中に(一部では2013年度以降になるとの噂もあり)認可するとの報道もあります。
ただ、不活化ポリオワクチンを自分の子供にだけ接種させるのは非常に危険です。なぜなら、周りの子供たちは皆、生ポリオワクチンを口から接種していますから、肛門より便と一緒にポリオウイルスは排出されます。他の子供は生ワクチンを接種して腸管免疫を十分に獲得していますが、ご自分の子供は不活化ポリオワクチンですので、腸管免疫が十分ではなく、他の子供の便よりポリオに感染してしまう可能性が高いからです。不活化ポリオワクチンを2回接種すれば免疫力はある程度つくのですが、1回では不十分です。他人より感染する恐れがあります。また、生ワクチンを接種して麻痺を来す確率は50万人に1人と言われています。つまり宝くじに当たるくらいの非常に少ない確率なのです。
これらの事を考えると、周囲が生ワクチンを接種している間は、ご自分のお子様も一緒に生ワクチンを接種されるのが子供にとっては無難であると考えます。近い将来(あと1、2年はかかると思われます)、おそらく生ワクチンは日本では接種されなくなり、不活化ワクチンに完全に取って代わる時が来るかと思いますが、その時に初めて不活化ワクチンが皆様にお勧めできるようになるのではないかと思われます。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)
麻疹(はしか)と風疹の混合ワクチンです。接種の1週間後に発熱する場合があります。発熱した場合はご来院ください。
日本脳炎ワクチン
注射を打った部分が腫れるケースがあります。あまり腫れがひどくなれば、ご来院いただければ処置します。
以下の予防接種は任意の接種になりますが、予防接種をしておけば、もし病気にかかった場合でも非常に症状が軽くてすみます。また、ワクチンを接種せずに大人になってから病気にかかると重症化しやすいと言われています。大切なお子様のためにも、なるべく早期にワクチンの接種をおすすめします。
みずぼうそう(水痘)ワクチン
伝染力が強く、非常に流行しています。軽く済むと思われがちですが、死亡者を含めて重症になる方が意外に多い病気です。感染すると、全身に水疱(水ぶくれ)ができ、大人になっても水疱の跡が残ります。任意接種のワクチンですが、接種をお勧めします。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン
かかると耳の下の耳下腺がはれますが、無菌性髄膜炎、難聴になることもある重大な病気です。任意接種ですが、接種をお勧めします。
インフルエンザワクチン
冬場には、インフルエンザワクチンの接種を行います。流行する前に接種されることおすすめします。予防接種をしておけば、もしかかった場合でも非常に症状が軽くてすみます。13歳未満は2~4週間あけて2回接種が必要です。13歳以上は1回接種で構いませんが、受験生等、絶対にインフルエンザにかかりかくない方や、かかっても軽く済ませたい方は2回接種をお勧めします。これは、インフルエンザワクチンによる抗体は出来にくいためです(このため、小児用インフルエンザワクチンは今年より増量となりました)。また、インフルエンザワクチンはあらかじめ流行する可能性のある株を予想し、ワクチンを製造していますので、予想が外れますと全く効果がありません。インフルエンザワクチンはインフルエンザを完全に予防するわけではないが、もしかかった場合でも症状を軽くする効果があると考えていただいた方が正しいようです。
ロタウイルスワクチン
ロタウイルスとは冬から春に多くみられる小児の胃腸炎の原因ウイルスの1つで、症状は嘔吐、発熱、下痢(白色となる)がひどく、2歳までの小児は重症化しやすいのが特徴です。海外では以前より接種されていたのですが、日本でも承認され、今年より接種可能となりました(11月21日より接種開始します)。生後6ヶ月までに4週間空けて2回接種が必要で、経口タイプの予防接種となります。この時期の小児はヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、3種混合、BCG、ポリオと予防接種が目白押しでスケジュール的にもお母様方の負担は多大なものとなりますが、毎年たくさんの小児がロタウイルス胃腸炎で入院していることをかんがみると、予防接種をお勧めします。生後6ヶ月を過ぎてからの接種についてのお問い合わせも多数頂いておりますが、副反応としての腸重積発症率が増加するため、基本的には接種をお勧めできません。
B型肝炎ワクチン
ほとんどの方はなじみがないワクチンかと思われますし、実際医療関係者以外は、ほとんどワクチンは接種されていません。ただ、B型肝炎は外国ほど多くはありませんが、日本でも性交渉や血液を介しての感染が頻回に認められています。急性B型肝炎は劇症化しますと、生命にかかわりますし、慢性B型肝炎となると肝臓に癌が出来たり、肝硬変になったりします。大人になってからのB型肝炎感染予防のためにも予防接種をお勧めします(B型肝炎ワクチンのみ予約が必要です)。
枚方市では下記任意予防接種は費用助成事業があり、それぞれのワクチンで決められた対象者は無料になったり、一部費用助成がございます。詳しくはスタッフにお尋ねください。
Hibワクチン(ヒブワクチン)
ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型感染症のワクチンです。この菌は髄膜炎、のどの喉頭蓋炎、肺炎などを起こします。病気にかかると非常に重症化しやすいので、是非とも接種をお勧めします。
生後2ヶ月~5歳未満のお子さんは枚方市が公費で全額助成(無料)を行っております。
小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)
細菌性髄膜炎などの侵襲性肺炎球菌感染症を予防する小児用肺炎球菌ワクチンです。細菌性髄膜炎予防に非常に効果的でなるべく早期の接種をお勧めします。接種後2,3日経ってから発熱、鼻水等の風邪のような症状を来すことがあります。その場合はご来院ください。
生後2ヶ月~5歳未満のお子さんは枚方市が公費で全額助成(無料)を行っております。
子宮頸がんワクチン(サーバリックス・ガーダシル)
子宮頸がんワクチン(サーバリックス)は、乳がんと同様に増えてきている子宮頸がんに対するワクチンです。60%の女性の子宮頸がんを防ぐことができ、20年間有効であるといわれています。その意味では、接種をぜひお勧めしたいワクチンです。
新しい子宮頸がんワクチン「ガーダシル」ですが、お知らせにもあるように9/15より来年3月末まで中1~高2は無料です(サーバリックスも同様です)。
サーバリックスかガーダシルかどちらを接種するかは難しい判断で、専門家でも意見の分かれているところですが、サーバリックス、ガーダシルどちらも、一度接種を始めたら、3回目まで他方に変更出来ません。2つの違いは簡単に言うと、サーバリックスは子宮頸がんに対してガーダシルよりも若干効果が高い可能性があるが、尖圭コンジローマという性病には効果がありません。ガーダシルは子宮頸がんに関してはサーバリックスより若干効果は落ちる可能性があるが、尖圭コンジローマも予防出来る、というものです。「若干…可能性がある」というのが曲者で、サーバリックス、ガーダシル共に世に出て数年しかたっていませんので、長期的な効果判定はあと10年以上待たないと出ませんが、現在のところ、この2つのワクチンに子宮頸がん予防効果に関しては差は出ておりません。しかし、サーバリックスの方がガーダシルよりHPV抗体価が高くなりますので、サーバリックスの方が長期にわたり効果が持続する可能性があります。尖圭コンジローマは死ぬ病気ではありませんし、どちらかと言えば珍しい病気ですので、子宮頸がんの事だけを考えればサーバリックスに軍配が上がります。しかし、今後長期的なデータが蓄積され、子宮頸がんに対してのサーバリックスとガーダシルの予防効果がもし同じであると結論付けられるなら、尖圭コンジローマにも予防効果があるガーダシルに軍配が上がるでしょう。
また、サーバリックス、ガーダシルどちらも予防できるのは一部の子宮頸がん、一部の尖圭コンジローマです。接種すれば、絶対にその病気にはかからない、という訳ではありませんのでご注意ください。
中学1年から高校1年までの間の女性の場合、枚方市が公費で全額助成(無料)を行っております。
成人用肺炎球菌ワクチン(高齢者肺炎球菌ワクチン)
肺炎球菌は成人、特に高齢者では細菌性肺炎の原因の多くを占めて、重症化しやすいため大変問題になります。抗菌薬が効かない耐性菌が多く、ワクチンによる予防が望まれます。
75歳以上の方は枚方市より、3,500円の補助がありますので、肺炎予防のためにぜひ接種をおすすめします。。
長尾台診療所からのおしらせ
2012.2 |
子宮頸がんワクチン(サーバリックス、ガーダシル)は枚方市では中1~高1までは平成25年3月末まで助成制度が延長され、無料です。お早めに接種ください。現在高1で、今年4月より高2の生徒さんは今年3月末までに第1回目の接種を受けると、残り2回の予防接種も無料となります。
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2011.11 |
読売テレビの取材を受けました。11月24日(木) 16:50~「かんさい情報ネット ten!」にて予防接種について放映される予定です。予防接種についての当院の考え方もお話しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。
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2011.08 |
今年のインフルエンザワクチンは10/1より接種開始しました。今年のインフルエンザワクチンも昨年同様、新型インフルエンザ株が含まれています。6ヶ月~13歳未満の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種(受験生等、希望者は2回接種もできますし、お勧めです)となります。
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2011.08 |
不活化ポリオワクチンは2012年中には日本でも承認されるようで、3種混合と合わせて4種混合として予防接種できるようになる見通しです(2013年より不活化ポリオワクチンだけの接種も可能となります)。また、ロタウイルスワクチン(ロタリックス)も11月21日より当院にて接種開始します。(ロタテックは現在製造承認申請中です)。生後6週~24週(1ヵ月半~6ヶ月)までの乳児が対象で、その間に4週間空けて2回シロップを飲みます。また、新しい子宮頸がんワクチン「ガーダシル」は当院にて接種可能となりました。
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2011.08 |
現在、予防接種は月曜~土曜に実施しておりますが、日曜祝日は予防接種を原則行っておりません。なるべく、月曜~土曜までにご来院ください。予約不要です(B型肝炎ワクチンのみ予約必要)。どうしても日曜祝日しか接種できない様であれば、おっしゃって頂ければ接種可能ですのでお申し付けください。また、2種混合ワクチンは金曜夜診、土曜にのみ接種可能です(予約不要)。
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